8月

1日
突然ですが・・・自転車のフレームを後輩が届けてくれました。
デザインはイタリアのピニンファリーナ社です、以前にお話を頂いたときに、一台予約しておきました。
フレームの名前は"SCULTURA"。和名にすると"彫刻"の意になります。なるほど斬新な形しとるばい・・・W
もちろんカンパの最新のレコードで組む予定です。材質はフルカーボンで凄く軽いです(1650g)。ヘッドマークもピニンのロゴで泣けますw
乗りたいけど、もったいない。飾るだけではもったいない。葛藤の日々が続きそうだorz

2台のチネリのロードレーサーは
クロモリのカンパ50周年記念モデルは私のw
カーボンチネリは先輩の・・・・w
と、いう事で夕方からは、お決まりのコース
先輩と後輩と3人で温泉&鰻三昧。

2日
デサインて何????

昨日、手にしたフレームを深夜にずーっと眺めて考えていた、
20年前のクロモリフレームの時代には三角形応力の集合体のデザインはこれ以上シンプルには出来ないといわれていた。
今後自転車のデザインは変わらないだろうとも。
それが炭素繊維の加工技術の発達により、フレーム自体のデザインが見直されてきた。

いまこうしてこのフレームを観察するとあることが見えてくる。
グラフィック処理が多いデザインの中でこのピニンファリーナのフレームはアーキテクチャー(骨格・成り立ち等)を直に感じ取れるフレームだ。
以前に勉強していたバードカービング教室でも、鳥の骨格を嫌というほど覚え描かされた。
人形造形の先生からは、芯の位置とバランスで自然に立つという事を力説され、手にとって実感した。

カーデサインの役割は、アーキテクトとスタイリングの2つに分けられる。日本のデザインは、特にアーキテクトがおざなりに感じられる。
外に出てスケッチも良いが、細い茎のコスモスがなぜ倒れないのか、良く観察して欲しい。
数年前、仕事場でスパダ氏やコルッチ技師の言葉を思い出した。

"切り捨てる潔さ"は世界に誇れる日本人の持つ哲学なのだからw


3日


イタリアから素敵なポストカードと部品が届きました

枕の使い方をちゃんと知っているようだね(22kg)

亀田兄弟の長男が戦っている時間帯に、海鮮三昧してました。後味の悪い試合だったみたいですね。海鮮料理の味はwでした。


4日

何年ぶりだろう、タメオのキット。タバコ・デカールが別パッキング、こんな小さな趣味の世界にも浸透し始めてきた。F1キットを購入して実感。

酒が絡んでの事故や犯罪は良く聞くけど、タバコ吸い過ぎて、事故起こした人っている?
アルコール飲酒のほうが、よっぽど事故の原因ではないかな、タバコの次はアルコールか・・・・・自動車レースの広告収入orz


TAMEO ferrari F2005 kit

メタルとエッチングばかりで・・・・orz

長野方面ではクワガタの繁殖が盛んなようです
アカアシ・ミヤマ・コクワetc
街灯の下で採取できるらしい

5日
アバルト・ザガートの全車種です、たぶん貴重だと思います・・・・・w
只今、websiteのコンテンツを移動しています。結構大変な作業ですorz

以前入手したアバルト・ガイドを見て、全車種そろえようかと思っていた。
アバルトのみ製作しているキットメーカー"バルニーニ"が消滅してから、作欲がなくなりました。
もう一人"俺"がいればできるんだけどね・・・orz
今は、トリノの3大カロッツェリアに集中しています・・・・w


6日

アレザンからのニュー・リリースです。

"Ferrari CONSISCO"328をベースにドイツのスタジオ"Michalak"がデザインしたプロトタイプです。

200個限定の完成品でデリバリー。

キットがないのでK氏・・・orz

yowmodelli.comの容量を200Mbから500Mbへとアップしました、これで過去のデータをアップできます。
過去の日誌は、自分のバイオリズムとバロメーターになります、必要だねw


長野方面の避暑地

志賀高原は気温20度、
標高1900mの温泉も利用可能です。

豚煮ラーメンはこってり美味しい
左はKYOSHOの完成品、真ん中はBBRのキット。
右端は今製作中のレジンボディ。

ゲージと彫刻刀・カッターで少しずつダイエットしていく。

製作しようとしているモデリはこれです。

7日

近くの森は、夏真っ盛り・・・・、クワガタを採取できそうな木々がたくさんあります。
ランボーも潜んでいそうです・・・orz orz orz orz・・・・・

エンツォに見守られながら、少しずつシルエットができてくる。工房の中はレジンの粉だらけである。 23キロになったよ

8日
涼しい一日でした、工房内ではタピーロの塗装下準備です。


パーティング・ラインのバリ取り

#400ペーパー掛け

9日

ジェームス・グリッケンハウス氏の献身的愛情から生まれたP4/5 pininfarina


Ferrari 330 P3/4 1966

67年のスポーツカー選手権獲得に向け、製作されたスポーツプロトタイプ。
その年のシリーズタイトルを獲得した美しく・速い歴史的傑作車。

2004年のアメリカでのコンコースにてお披露目されたP3/4は氏所有。
前年度のP3をP4仕様に改装したために、こう呼ばれている。

Ferrari 250 P5 Berlinetta Speciale 1968
P3/P4やDino206S等の典型的なレーシングカーのスタイリングを市販ベルリネッタにリデザインする試み。
獰猛と形容できるP3/4のスタイリングを一般路上に引き出すにあたり、大胆な試みがなされている。

Ferrari 612 P4/5 Pininfarina 2006
330P4の熱狂的ファンである氏がピニンファリーナをパートナーに、自動車史上最も美しいレーシングスポーツカーと呼ばれた330P4のデザインエッセンスを現代風に再現させ、最新鋭のスーパースポーツカーに昇華させた。

なんとも良い話ではないか・・・。

長野方面K氏の献身的愛情在庫から生まれた43モデリ


左から
ロタのP4、アレザンのP5はK氏の在庫から頂いたもの・・・・w

彼の在庫なくして、この企画はありえなかった。多謝

これも、良い話だぁ

ラウラは4ヶ月にして立派な風格になりました(24`)

10日

天気も良いので、気分転換にデイトナに面会、ヘッドは組みつけられ、エンジンルームに。まもなくデイトナ日誌の復活ですw

F40が2台、newGT40、黄色のテスタが◎、ぴかぴかのコーニッシュ・クーペw(ここは、ガソリンの値上げも関係なしw)

仲町台のフレンチ・ランチへ。子羊のガーリック風グリルと冷ジャガイモスープ(ジョイアに勝てるかも・・・・)
スープ、メイン、パン、コーヒーで1600円
K&L氏に食べてもらいたい・・・・・


11日

トヨタのハリアーのザガートモデルが発表しました。ラウラの移動用にと考えたけど、ピニンファリーナの車のあるガレージに
ザガートはどういうわけが似合わないorz。

でも、43モデリは欲しい。

ロタのP4をグリッケンハウス氏のP3/4に改造中


12日
共通性を感じ取れる後姿は、フェラーリビギナーでも理解できるデザインだ。
それにしても、512BBは低いね、この車高で幅が2メートルあるP4/5pininはどんな迫力だろうか・・・・

P4/5 512BB DAYTONA
車高 1126mm 1120mm 1245mm
車幅 2042mm 1830mm 1760mm

 ということで、デイトナ日誌の復活です。

八王子在住の後輩T君が飯能⇒秩父⇒雁坂峠を経て、立ち寄ってくれました。
カーボン・フレームの軽さと、ラウラの大きさに驚き、天候を気にしながら、柳沢峠⇒奥多摩⇒青梅⇒八王子の自宅へと帰っていきました。
イタリアン・スクーターのGILERA 180・2ストです。
セミフレーム構造なので剛性もしっかりしてるようです。180ccなので高速2人乗りも可能なスーパー・スクーター。

スケール感とは

今回の製作しているP組三部作はスケール感にも気を使ってキットの選択をしてみた。
ヒストリーに運命の糸を感じる3台を並べて鑑賞したいから。

選択したロタのP4ボディは、ボディがこじんまりとして、前後の絞込みが絶妙である。また、アレザンのP5と並べてもベストマッチであった。
デフォルメのさじ加減も絶妙で、何の違和感も感じられない。残念なことにロタは絶版キットになってます。原型が日本というのも嬉しいね。
現行商品であるBBRのP4を避けたのはそのためである。
(BBRの名誉として書き加えるならば一品鑑賞やスケール感のないジオラマには申し分ないかと思いますw)


これらの2台(P3/4&5)を完成して並べた後にP4/5の造形に取り組みたいと思っている、京商のエンツォが見本になりそうだよ。


13日

予定通りにP3/4が完成した、この後はぺプルビーチの日程に併せてP4/5の製作に取り掛かりたい。

Ferrari P3/4

昔は、"風が吹くと桶屋が儲かる"という話でしたが、
近頃は、"ロタのボディでエマニュエル・ベアールに逢える"らしい・・・・w

14日

残暑お見舞い申し上げます

カンパニョーロで組むとこんな感じになります。

こちらも参考にしてw
ごろりん。外は暑いみたいだぁ・・・・ 25度のお部屋は快適だワン!!!!!!w

ヒラタクワガタの♀が飛んできました、とりあえずオンブしました・・・・・意味はなしorz
ピニンファリーナのテクニカル・データを参考にタイヤホイールを選択。ミウラコンセプトが使えそうだ。
その、テクニカルデータに記載ミス発見。F&Rのオーバーハングが逆でした・・・・ボンミス


15日

イタリア通信

ランチァ・エボルツィオーネのカブリオレ

ランチァ・アバルト・レーシングが
自らのチームの為に製作した
唯一のインテグラーレです。


四角いボディが余計に強調されています。
Ferrari P4/5 Pininfarinaは

ここまで出来たが、苦戦している・・・・
今回の製作プロセスは、サフェを吹かずに形にしてみること。
なぜ・・・?
このマダラ模様でラインと面を形成してみようという、試み。
触感だけが頼りだ。どこまで造形できるか・・・・
手先の感覚を信じるだけ。

自ら課題を出して、その課題を消化してみる。
生涯勉強であるw

16日

これで、資料は完璧である


エンツォをベースにしているので、インテリアの変更点はセンターコンソールとシート形状だけのようである。

Ferrari ENZO

Ferrari 612 P4/5

黄色のアウレアもかっこいいね。

17日

各方向からの画像資料が入手できたので
一気にここまで出来た。

ボディとのメリハリを効かす為にスモーク・塩ビでキャノピーを絞ってみた。

『サイドミラー・ノーズダクト』を作れば、エクステリアの完成だ。

この勢いで週末はインテリアとエンジンルームをフィニッシュしたい。

エクステリアは完成した、ここまで制作が進むと気持ちが楽である。アクセスカウンターが300を超えてきたね、注目のアイテム・・・・w


18日
暑い、暑い、工房の室温は35度、日中はエアコンが効かない・・・・。作業は夕方からで、昼間は下準備とお昼寝です。

インテリアのチェックがしやすいように
透明キャノピーにコンバート。
インナーホイールができれば、
マスター型の完成である。
リヤセクションの網目のガーニッシュは
エッチングパーツに決定。

ぺプルビーチのコンコースにてP4/5の発表がありました、見てみる?


19日

夕方には裏の桃の木でツクツクボウシが鳴きはじめた。夏もそろそろ終わりかな。
夜はコオロギが鳴く時期になってきたが、午前5時には、ニイニイゼミの鳴き声で消されてしまう。

エッチングの版下が到着
プリントアウトをして原型にフィッティングしてみる。

メッシュのリヤ・ガーニッシュの奥にマフラーが見えるようになるw
久しぶりのラウラの登場
暑い日は25度の部屋でのんびりお昼寝しています

『寝る子は育つ』とは、よく言ったもの・・・・。
26キロになりました。
抱きかかえての測定はもう限界かも・・・orz

夕方のお散歩でよく言われます
「あらっ、大きなワンちゃん・・・」
まだこれからなんですけど・・・・・・・。

その帰り道に、
中型犬用のリードの留め金具が千切れました
なんという力・・・・・orz
できちゃいました・・・・・ ここまでの工程を見たい?

20日


ぺブルビーチのグリーン・グラスでの展示
紫よりの赤だ

ついに、Ferrari 612 P4/5 Pininfarinaの発表がありましたね。
この車の造形美に一目惚れした方も沢山いらっしゃるのでは?

さて、お問い合わせの多いこのモデリはキット化することに決定しました




新しいリードにして、お散歩してきました

このリードだと腰に付かせることができるので
歩調を合わせやすい。

リードの色を毛色のグレー・ブリンドルと合わせましたがぜんぜん女の子に見えませんorz

性格はおっとりして、可愛いんですけど。
最近、落ち着いてきて赤ちゃん卒業かな。



21日
エッチングが出来上がるまではランニング・プロトタイプの製作はお預けです
ピンチ・ヒッターとしてモックアップのモデリを製作してみます。

窓の型用に取っておいたボディの予備を使い、リサイクル・ワンディ・モデリング・・・楽しかったよ


当初の目的の3台がそろいましたw(K氏に多謝)
毎日確実に手を動かし、形にしていく醍醐味は、格別ですよ
その結晶でもあるキットは、作る楽しみを共有できる方たちへ、まもなくデリバリーします


22日

モックアップモデルの車たち

自走することのできないブラスターモデルには、
それぞれの役割があります。

スケールもさまざまである。


ALEZAN Maserati Quattroporte 4thのリメイク
5年はほったらかしにしていた、半完成のモデリを作り直し。
クアトロポルテは現行の5代目までシルバー・メタリックに塗装して、それぞれのデザインをモデリ鑑賞してみたい。

ホイールパターンを発表時のタイプに変更します



23日
クアトロポルテの歴代の車を調べてみた、デザインがすべて異なるのが興味深い。しかもすべてイタリアン・カロッツェリアだ。

MASERATI QUATTROPORTE


1st Frua 1963

2nd Bertone 1974

3rd Italdesign 1976

4th Gandini 1994

5th Pininfarina 2003
?

一気に仕上げて完成しました。アレザンは最高に楽しいキットですよ
毎度近所の温泉に・・・
露天風呂に90分も入浴していると
湯あたりしそうになる。


ラウラは相変わらず涼しい部屋で
"でろぉ〜ん"としています

24日

河口湖にてバーベキュー、馬刺しを軽く炙ると美味しい。

ラウラは焼肉の匂いを嗅ぎながら、寝てました。



ヤマハの2気筒1700cc、ベルトドライブ。
ハーレーより大きい

25日
Pininfarina C.N.R.
イタリア学術研究国家機関(Consiglio Nazionale delle Richerche)の訳です。
エネルギーに関する国家プロジェクトの『自動車の空力学に対する改善』というテーマの研究成果のモデリ。

43スケールのモデリだと2Dayのプロジェクトになりますです、ハイw


もうじき5ヶ月になろうとしています、乳歯が抜け始めて、口の中が血だらけ、アマ噛みも最近しなくなってきた。
生えてきている永久犬歯は太い、オオカミ狩り犬のDNAを引き継いでいる。


26日
1978 di Pininfarina

同年のデザインはよく似ている。

風洞実験モデルのCNRジャガーXJSもしかり、

フロントのインテーク形状やフェンダーのフレアなど、兄弟のようだ。

フォルムで似た形を集めるのも楽しいね

カーデザインを楽しみながらのモデリ製作が面白くなってきてたぞ。


ラウラ用シート
厚手のビニール製でとてもしっかりしています。
取り付けも簡単で、前後のヘッドレストに引っ掛けるだけのワンタッチ。
後部席のフットスペースの段差も無く、長座布団を引けば心地よいハンモックになります。万が一に粗相をしても防水なので布シートも汚れません。
収納カバーも付いて1980円(税込み)
これさえあれば、どこにでも行ける。


27日
昨日完成したモックアップモデリの出来が良かったので、もう一台作ろうとリストアップ。
イタルデザインのID500の作りかけがあったので昼過ぎから削り倒しました・・・。

左から、"ルッチョラ""Zエコ""ID500" P4/5のTEST SHOTが出来上がった。


夕方には筋彫りまで出来ました、欲をかいてこのモデリの翌年のランニングプロトタイプの"ルッチョーラ"まで作り始める・・・・
そのルッチョーラができた深夜には、これまた長年ほったらかしていた"Zエコ"の刳り抜き作業までしてしまった。


左から"Z-ECO""Pickup4X4""ID Cinquecento"

気がついたら朝・・・・・orz


28日


フェラーリP4/5は、雑誌の表紙に掲載されて、今一番旬な車。

テストショットのパーツが出来上がってきた、
早速仮組み・・・
ペットクリニックへ

狂犬病予防注射と犬登録・フィラリアの薬

すでに20キロを超えているのでワンランク大きい薬

診察台の上に乗せると見上げる高さになるので床での診察

一カ月ぶりに見た先生は、成長のスピードに驚いてました。

夜、耳を澄ますと秋の虫の音、そろそろ大きな葡萄の季節になりました。
FIAT500はとても小さな車です、43スケールだと更に可愛い、真ん中の車の名前は"ルッチョラ"和名は蛍。
秋の虫の音を聞きながら、"蛍"の製作ですw


29日
塗装でヘロヘロ・・・


30日

結局は、4台を並行製作・・・・

稲穂の伸びる時期になってきた、秋はすぐそこだ。


31日

塗装後の仮り組み、固定はすべて両面テープです、クリアランスをチェックしてから接着します。