5月


6日は雑誌撮影予定日
14-15日に静岡ホビーショー『モデラーズクラブ合同展』がある。
22日は鎌倉で『西家鼎談』長くお付き合いさせていただいているH氏のお話。


1日
2005プジョー・デザインコンペの最優秀作品

http://www.peugeot.com/default_design_cc.htm

tous les concept cars

2000 607 Feline

et plus encore

plus de videos

DESIGN
にたどり着くとプジョーのコンセプトカーのプロモーション・ビデオがご覧になれます。
実は、これを観てプジョーのコンセプトカーのモデルが欲しくなったわけです。


2日
先月に入手したトースカン。とても便利な道具です、又使ってみたい・・・。
スクウェアな形が今のフェイバリット・・・。
ボクシーなスタイルのコンセプトカーを調べたらこんな車が見つかりました。
アウトビアンキA112アバルトをベースにピニンファリーナが1973年のジュネーブショーに発表した、
ヤング層を狙った遊び車GIOVANI。イタリア語で"若者"という意。
老いたいま、これを制作して少しでも若くなりたい・・・・・。はかない夢である。


カラーのページは色あわせに◎

データの記載されている資料です

43スケールに置き換えで

3日


1/41スケールにトレース

粘土から

レジン樹脂に置き換えます

おいしいと評判のラーメン屋さんへ・・・

味噌ねぎにんにくラーメン

4日
以前に方眼紙で型を起こしたアルファ・タクシー・イタルデザイン
ダイキャスト・ミニカーからシリコンでキャストしたアウトビアンキ・ランナバウト・ベルトーネ
またまた、余計な工作を始めてしまいました・・・・・。


Bertone RUNABOUT

Alfaromeo TAXI

不思議なくらいに手が動きます・・・。
どうしたんだろう???

このタイプのモデルカーが大好きなK氏との会話
YOW「これ、ストライク・ゾーンでしょ?」
K氏「ヤバイです・・・・」
YOW「キット化を考えてます」
K氏「売れるでしょうか・・・・?」
YOW「GOの後追いかな?」
K氏「・・・・・・・orz」


5日
GWは一切関係ない生活・・・・。
サクサクっと、2台を平行して制作、別に静岡のホビー・ショーに間に合わせている訳ではありません。


木工パテでバンパーとダッシュボード

細かい傷をポリパテで埋めます

ボディが出来上がりました

筋彫りも定規を当てて

ランナバウトもほらほら、

エンジンはセパレート化しました

ダイキャストミニカーを型にレジンに置き換え、"ランナバウト"をここまで造りこんでみた。
何もいわなければ、"ジョバーニ"と同じくフルスクラッチで通るだろう。

あえて、元のミニカーを懺悔してみた。完成すれば、ワンオフの貴重なコレクションになる。
しかし、「アレは、ダイキャストをコピーしたモデリだよ・・・・。」という人もいるだろうw

1/43モデルカーの発祥は手軽に出来るシリコン型とメタル&レジンのキャストから。

創生期は、大手ダイキャストメーカーからは発売されない、珍しいモデルが沢山あった。
しかし、現在はどうだろうか・・・、再販といっても同じ車種ばかりである。
ショップの広告もみんな同じでうんざりしてしまう。

これでは、コレクターはただのカタログ通りに集めさせられているだけではなかろうか。

本来のコレクションとはなんだろうか?
考える時期に来ていると思う。



6日
模型の撮影とデイトナの部品を届けに上京した。
帰りはお約束のタンメン屋さんへ

夜はモデルのインテリアの制作


ランナバウト

肉味噌タンメン

ジョバーニ

キット化を考えているんですけど・・・・。
果たして購入者はいるのだろうか・・・・・・


7日
友人が最近、アルファを購入した。
天気がいいので東京から柳沢峠経由で遊びに来てくれた。
という訳でいつもの蕎麦屋です。


渋いカラーの155ツイン・スパーク

トリモツ

田舎もり蕎麦

午後からは、タイヤ関係の制作です
車体とのバランスが取れているホイールとゴムタイヤをチョイスしてから、インナーのパターンを制作します。


8日
全てのパーツが出来上がりました、一週間で2台の原型・・・・・・・w

母の日、久しぶりに会いに行ってこよう。


9日
お国変われば、標識も変わる・・・。
普段、気にもしない「非常口」のマークです。
イタリアと日本では人のポーズに違いが見られます。
もう一つ、イタリアは非常口の上部にマークがあり、日本は非常口のある方向を示しています。
どっちが親切なのでしょうか?  考えると眠れなくなりそうだ・・・・・・・・・・


イタリア

日本

"フィレンツェの街"全体を美術館にしてしまった、カーサ・ディ・メディチ

その由緒ある名前をつけたプロトタイプがイタルデザインから発表されています。
マセラティのインディのV8-5000ccのエンジンを搭載するランニング・プロトタイプが"MEDICI"です。
1974年のトリノ・ショーにTが、その後改良したUは1976年パリ・サロンにて発表された。
ロールスロイスやメルセデスとは異なった、VIP向けのプレステージ・4ドア・セダンの新しい試みを狙ったものでした。


MEDICI T 1974

MEDICI U 1976

この二台のモデルカーは、完成品もキットの存在もありませんでした。
いっそ2台まとめて制作して見ましょう、相違点はフロント周りだけですので、
Tを制作してから、フロントを加工してUを作ってみます。


資料から数字を出します

レンズの歪みを計算して、数字を出します

いつもの工作用紙ですぞ

今回は、粘土を使わず箱組みしました

枠を作って・・・、いつもより長いぞぉ

シリコンも大量消費します・・・

10日
キャストした塊を削りシルエットを出していきます


レジン樹脂になりました

底面を平らにして基準にします

前後を少し絞ります

尖ってきました

T型のスラントノーズに

リヤはボクシーに

面との線を慎重に削ります

おおよそのアウトラインが出来ました

こんなに大きさ違います

ポリパテで修正します

タイヤの位置を確認してラインを引きます

リューターでがりがりします

綺麗に削れました

フロントはリップを追加します

リアのフェンダーは完成


作業場です・・・・粉だらけ・・・・・・

しかし、トースカンはデカ杉ですorz

さて、何のモデリかわかるかな・・・・。
アルファロメオ・イタルデザイン・プロトタイプです。


サイドラインから

凹凸が沢山あるなぁ

こんな感じですかね

タイヤハウスをトレース

暫定で削ります

いい感じになってきた

一日でここまで出来てしまうのだよ・・・・・、有意義な一日でした。
明日はお休み、デイトナとデート・・・・・な


11日
パテ少々


整形前

整形後

12日
イタリア通信
モナコではすでにF-1の準備が始まっている


スターティング・グリッド付近

観客席の足場の組み立て

13日
マセラティ・メディチを少し・・・・・

悩む・・・・
ショーモデル、にありがちなリメイクしての再発表。
このメディチのその一つ「T・U」が存在します。エクステリアの変更点はフロント・マスクと色。
ボンネットをかさ上げして、マセ顔にするだけ・・・。
43モデルではパテで盛り付けてから削り込むだけ。
このボディを一度シリコンで型を取ってからレジンに置き換えるのだが・・・・・
その行程はどの段階ですればよいのやら・・・・・

シリコンの種類やレジンの種類で縮みが生じる。
縮合シリコンだと原型が縮んでしまう。工業レジンだと切削が大変「非常に堅い為」
考えると頭が痛い・・・・・・・・・・・・・・・・・・


14・15日
静岡ホビーショー

展示ブースを回って、コンセプトカーの作品を探してみた・・・・・・・


プラモデルからの改造かな・・・・・

かわいいラジコンカー

考察の行き届いたレジンモデル

ディノ206コンペティツォーネ

制作中のモデルを展示・・・・


モデラーズ・クラブ合同作品展に展示しています

2日でこんなに食べました


お約束のタンメン

トラウマのチキンステーキ

生シラスともずく

生さくらえび

刺身盛り合わせ

あら煮

16日
「メディチT」の内装を制作しました
田宮から発売されている光硬化パテを初めて使用・・・・・。


時間をお金で買いましたの「1200円」也

光硬化パテ
なんか、怪しいネーミングだが、字の通り光で反応して硬化します。
2分くらいで硬化するために、作業は簡単であるが、狭い範囲での作業に限られる。
今回はステアリングのステー部の盛り付けと、ボンネットのセンター部に盛り付けてみた。
切削も適度な高度でよし。不安なのは経年変化の痩せである。
今回のパーツ制作は型に使用するので問題はないだろう。
素材との密着性はどうだろうか・・・・・・、アメリカ製・・・・・・・・・・・・・・・・


17日
イギリスのモデルコレクターから画像をいただいた。
アメ車のコルベットをピニンファリーナがエレガントなショーモデルに衣装変えをした。
その名は「ロンディーヌ」

メディチのシートとホイールの制作です


プラ板を骨にパテを肉付けして削ります

マフラーのカバーです

インナーホイールはパーツの組み合わせ

ヘッドレストもつきました

複製して2客のシート

リアがゴージャスです

雰囲気はこんな感じになりました

インナーホイールにプラサフを塗装

組み付けるとこうなります

4個複製・・・・

仮組みして

各方向からバランスをみる

タイヤのクリアランスもよし

内装もよい感じです

T型の完成です

やっぱり正味7日です・・・・、この後はこのT型をベースにU型を製作します。
改造箇所はエクステリアはフロントマスクとボンネット、インテリアはダッシュボードとシートの形状、後は全て共通です。
2日で出来そうだ・・・・


19日
シリコン型を取るための準備


22日
メディチのインテリア


T型

U型

TをベースにUを制作。ちょっとわかりづらいが色の違う箇所が変更点


23日
エクステリアは・・・・・

メディチT メディチU

フロントの顔とボンネットを改造した、おそらく実車もこのように変更したのだろう


24日
ジョバーニとランナバウトもキャストして複製してみた

ロールス並みの大きなメディチと平行しての作業
小さくて可愛いのである・・・・・


25日
メディチの2台を仮組みしてみた

迫力のあるボディは当時のイタリアンVIPカーの旗艦であったに違いない。
イタルデザインのモデルコレクションに早く並べてみたい・・・・・


平屋数奇屋作りの店舗

焼きもつ、サクサク葱が◎

蕎麦と鳥もつ定食

工房から徒歩5分のところに出来た蕎麦屋


26日


27日
マスキングを何回かして塗装・・・・

ボンネットの形状が・・・・・・・とほほ


28日


バキューム用の型です


29日
午前中にyowmodelliのスタッフと打ち合わせ、今後の展開を話し合い・・・・。
ランチはいつものお蕎麦屋さん


庭先にはひばり籠が

蕎麦・・・・・・・・・

初夏の日差し

お手つきあり、トリモツ

30日


31日
デカールを制作して、一気に完成させよう
新しいスタッフからのプレゼント・・・。
オリジナル彫刻刃である、色々と便利な道具になりそう。

月末に間に合った・・・・