「第13回オートモデラーの集いin名古屋」
日時 2004・11月21日(日)
   10:00〜16:00
場所 名古屋市港区港湾会館
    5階 大会議室

『オートモデラーの集いin名古屋』に参加・見学してきました。
午前中から100人を超える入場者で賑わっていた。


いくつかの作品をピックアップしてみた。
フルスクラッチの作品あり、途中制作あり、既成キットからの作りこみ、ジオラマあり。
これらの作者の方々とお話ができたのは幸運であった。
それぞれの制作スタンスがあり、息苦しい制約から抜け出した作風にみんな仕上がっていた。

ひとつだけ共通点を見つけることができたのは、
それは制作された方の瞳が輝いていたことである・・・・


今回は全てフルスクラッチのモデルを選んで出品してみた。

雑誌掲載モデルやYOWMODELLIの販売モデル、チョロQサイズのデフォルメカーを25台ピックアップして持参。
これらのモデルカーはすべて原型から制作したものである。

作品カードにはあえて、何の制作データも記さなかった。
それぞれの感じ方で見てもらえれば好いと思ったからである。

貴重な資料から図面を描き、粘土で型起こしていく。
粘土の塊を樹脂に置き換えて、造形していく・・・。
出来上がりはさりげなくミニチュアモデルの佇まいである。

あえて、気の利いたベース台に固定せずに、コルク・ボードの上に無造作に展示してみた。


コルクボードの上のモデルは私の心のカオス達あることには間違いない・・・・。

制作時の苦労は他人に伝える必要はない、苦労は経験から生まれてくるもの
その経験は積み重ねていくと、勘として自分の中で蓄積していく
この勘こそ、制作時の苦労を取り除く唯一のスピリチュアルな道具である
何かしら言い訳を考えての制作は、何も生まれてこない、私の信念である

こんなことを感じた名古屋の一日でした。