葉月
心の師匠・林家ペー・パー子の2ショットで締めくくりましたので今月の背景はピンクです。


1日
ノレブから1/43 PEUGEOT807が発売されました。
このモデルをベースにコンセプトカー 807GrandTourismoを製作しましょう。できるっかな!


1:43NOREV Peugeot 807

PEUGEOT 807 GT concept

607や307の市販車両が発売になれば少しの改造で下記のモデルもなんのその。

PEUGEOT 607 Pescarolo

PEUGEOT 307 CC

新しいテーブルは気持ちいいです。

2日
ランボルギーニを製作組み立て。
残りワイパーとレンズ・・。

技能と技術
これらの違いを少し考えてみると、モデル製作のヒントになりそうです。

技能とは、個々に培った暗黙値のある計り知れない力であり、制作するために手先のなせること。

技術とは公表値(データ化)され正確に製作するための方法であり均一さを求められる。

マニュアルや常識を頼りに製作された均一の取れたモデルは綺麗でも、その後には何があるのでしょうか・・・?
一つ光るもの、ココだけは作りこんでみた、自分の感性に触れたモノや過程は決して忘れるものではありません。
一度出来た事は手が覚えてますよ、それが技能であり、匠の技に繋がる唯一の糸ではないかと思います。

あなたはその糸を見失っていませんか、能書き並べてガタガタ言う前に手を動かす事を薦めます。
緻密な作業時には沈黙するでしょう!

3日
綿棒のお話
モデル制作に必ず必要な綿棒・・。
本来の使い方「穴に入れて、ホジホジ・・・」
本来の道具は良いものや特殊なものほど高価になりがちですが、こと綿棒に限りはこの範囲ではありません。
これが使われるのは主にデカールの位置決めと貼り付け。
デリケートなデカールの移動には柔らかい軸とすぐにほぐれる綿の巻きを選びましょう。
有名フェイシャル・メーカー「J&J」のものは綿の巻きがきつく、水分も吸収しにくいので使いずらいです。
私が使用する綿棒は薬局のワゴンセール等に簡単に手に入る、軸が中空プラ製で巻きが緩い「頭が大きい」ものです。
是非、試してみてください。


4日
今週末に乗り込む悪の霊界の課題に取り組みました。


5日
プジョーの可愛い車を一気に2台、土曜日「あと3日」までに完成するの?
まぁ、見ててよ・・・・・・・。


6日
プジョーだ!じょーっ!
すいません、親父ギャグで・・・。


7日
↑の2台にかかりきり


8日
全てのパーツが出来上がりました、タイヤの複製と塗装をします。
出来るかな土曜日まで。って明日じゃん。


このところ毎日、カレーを食べてますが、制作意欲をそそらすスパイスが入ってるかも知れない。

いよいよね塗装の工程に入りました


午後からはボディ色を塗装


組み立てまできましたよ、あと少し・・・。


9日
お約束が守れました、完成です。
既にある2台も祝福に駆けつけてくれましたので、
4ショットに相成りました。
それぞれが、意識し合い、個性のある形をしています。
こんな車が街に溢れていたら、きっと楽しいでしょうね。
現実は不可能ですので、モデルを眺め、サバンナのジオラマに展示しましよう。


10日
9日長野市クラフトサロン・アークさんの納会に行ってきました。


長野ICに迎えに来てくれたLEDクン
愛車トヨタMR2ケーニッヒ、メンテが行き届いた
良い音してました

この交差点のカドに怪しいお店が存在するらしい

いよいよ、そのお店に入ります

コレがうわさのLEDクン

横文字はかっこいいですが、サリン製造『悪』
と、読めないでもない・・・。あっ、サロン!

気になった作品

店内は、ゆっくり落ち着ける場所
LEDクンはココの常連らしい

悪のオーナーはとても優しい親切な人

いよいよ悪の霊界へ、場所はこちら公共施設
のレストラン

エントランスも大理石でしっかりしてます

生花のユリがとても良いフレグランス、ざんす。

貸切の和室、既に怪しい2名が・・・。

民間人には到底理解できない会話が・・・。
悪代官と悪問屋

おとうしは紫芋?
LEDクンの制作途中の「悪魔君」

注文もせず、モデル談義にくれる世捨人達。

コレだけのモデルが集まりました。

LED君の食した『猛牛焼き定食』

私は冷スープとハムとサーモンの前菜

メインの牛ステーキ

デザートはこちら

プチ・ガラージュ3号
アルファ特集だって・・・

11日
いよいよ、本日から始めたこの二台は今週中にマスターモデルを・・・・。
できるっかな!?!?!?
車種別制作日誌を見てチョ

ランチア・ストラトスをベースにベルトーネのガンディーニがデザインした「シビーロ
ランボルギーニ・クンタッシュをべースにベルトーネがデザインした「ジェネシス

LED君に刺激を受けこんな車にハート
その名はディアブロ・SV-GTR・アフォルター・ルマン・スペシャル
美味しいところみんな持っていかれた感じのお名前


12日
レジンのカスにまみれてます、コレもまた楽しい・・。
ジェネシスは↓


シビーロは↓
!

13日
何かに、取り付かれたように机に向かい黙々と手を動かしている。
素の形が少しずつイメージの型になっていく・・。
雑踏から逃れ深夜、虫の音を聞きながらの作業である。
気がつくと朝、あれっいつ寝たっけ・・・。
なんだか外で鳥が騒がしい・・・


誰もが時間を大切にしたら・・・

素敵な時間は誰でも作れるもの、退屈な1時間と忙しい1時間は同じ時を刻みます。
いつ死神が迎えに来るかわからない人生。
ならば精一杯生きてやろう、ああしよう、こうしようと考えるのも、大切な時間。
それを行動に起こすのも大切な時間です。
ほっとけば、ただ時間が消費するだけ、私は今、手を動かすこの時間が大好きだ。


14日

太鼓の革

粋でイナセで確かに太鼓の音は心地いいよね・・。
でも僕の身にもなってみてョ。バチで顔面をたたかれっぱなし・
鼓の様に手を使う奴はまだマシだよネ・・・・・・・

緊張で張りつめっぱなしの僕の人生。
たまにはたるんで、リラックスしてみたい。


15日
ランボルギーニ・ジェネシスのマスター・モデルの完成です。

一日24時間を効率よく活用すると5日で出来るんですねん・・・・
手が止まらない・・・・・・・・・


こんな車も始めました・・・↓

LED君はお盆休み・・・
驚きのモデル制作をしている・・・らしい
・・・・・楽しみだぁ・・・・・


16日
ベルトーネ・ガンディーニ作のランチア・シビーロが完成

11日から初めて5日間で出来上がり、2台の平行制作は効率を考えると大変よく、
出来上がりも2台と、倍うれしい気分、乱爛々・・・。


ウズラの卵入りカレー

うれしい・・恥ずかし・・どうしよう・・
国内の模型雑誌や業界では大変著名な方が当方のカロッツェリア・クラブを紹介してくださいました。(静岡ホビーショーねっ)
光栄に思い、照れるやら、恥ずかしいやら、赤面してしまいました、
この業界での活躍が期待される評論家でもあります、頑張って欲しいものです。。

プジョーがまだライオンだった頃、サバンナで狩をしていた。

わかる人には、わかるんだけどな・・。

わかるかな? わかんねぇだろーなぁ!


17日

『何の手を加えていない出来合いのミニカーを展示している!』
との涅槃からの声もありましたので、雑音を消すために、ちょっと2台をレストレーション。

これらが問題のミニカー達、「ご免ね、綺麗にしてあげる・・・!」


綺麗に仕上がりました、組み立てに入ります

ボディカラーをパールホワイトと若草色のパールに塗装
ホイールもメッキ調に再塗装
内装も新たに塗り直し
窓類は新たにバキューム「左の車はスモーク色に変更」
コレで既製品から脱皮しました。


プジョー・イオンをはじめたよ



18日
"イオン"がココまで完成です。"

窓のすり合わせが大変かもしれない・・・・


19日

ハイね出来上がり

チッチャイ車なので、画像も小さくしました。


20日
別室の印刷関係専用のパソコンディスクです。
ネットにも接続せず、鎖国状態ですが、コレが又安心です。

デジタル環境とアナログ手作業

レーサーズ時代「10年前」の頃、フルスクラッチはそれこそ大変な作業でした、
現在デジタル環境が構築できたからといって、手軽に速く作れるものではありません。
機械が勝手に動いてくれて、手作業は必要なくなる!と勘違いさんもいるようですね!

現在において精密な型をCAD.CAMで制作されても、最後の仕上げは職人さんの手に委ねられています。

そんな現代の職人さんの環境を考えると・・・・・。

一つの事に執着して物を作りあげる人たち・・・大切にしたいね。

模型作りはそんな職人さんたちの擬似体験できる、唯一の方法かと思います。

500年かけて建てたミラノのドゥオーモも3日で仕上げたモデルカーも
同じ魂が込められています。


21日
夕方 東京東村山にて、友人の送別会に行って来ました。
新天地沖縄石垣島に行くそうです、勇気ある行動に感激・・。
私も見習わなくては・・・・


今日の机

プジョーのコンセプトカー、206のベースになったプロバンスのキットを少し触った。

ライオンは子孫を残すために生き抜き狩をする、子ライオンは親の行動を見て覚えるんだ・・・

本来、人間も生きていくために、違う形だけど狩をしていると思う。人間の子もそんな親を見て育つと思う。

ダメだよ人に任せていたら・・・・・

子「お父さん、コレってどうするの?」
親「お父さん、今忙しいんだ、後でにして・・・」
あぁ、思い当たる・・・・

この親見れば、子供の将来知れたもの・・・・


22日
プジョー・206プロトタイプを・・・


枠を作り、粘土埋めの準備です。


粘土埋め完了

シリコン硬化中

これらの道具を使い粘土を取ります

2面目の準備、離型剤も忘れずに

両面シリコンが入りました

硬化しましたシリコン型の出来上がり

23日


お昼はライスカレー

プロバンスのキット完成完成

こんな事も・・・・あんな事も

見えてますか?

『目に見えるものに価値を置くこと』と、『見えないものに価値を置くこと』
それぞれの社会感がある。

モデル制作を通して『感じてくれる人』と『そうでない人』もたくさんいる。
それぞれに価値観はある。


「メタルがどうだの、レジンがどうだの・・。
あれは形が長いだの幅が狭いだの・・・
窓貼りが外だの、裏だの・・・。」

何故貴方はこれだと思ったキットを手にとって自分の所へ持ち帰ったのでしょう・・・・。

それは多分、貴方がキットを選んだのではない気がします。

キットが貴方を選んでいることを解かって欲しい・・・。


24日

カロッツェリアクラブのジオラマ担当の小泉氏がこんなところで・・・


小泉氏作「Nゲージのミニ・レイアウト」


百聞は一見にしかず・・・


ゆりかもめに乗車して

お台場の観覧車を横目に

東京ビックサイトが目的地。

このポスターを目印にいざ、会場へ

個人ブースの一角にたどり着いた時には

某出版社の取材中でした。

家族連れにはとても好評のようでした

お昼も又カレーライス

強面のおじさん、実は優しい暖かい人。

小泉氏のものづくりに対するスタンスを再確認したくて行ってきました。
期待を裏切らずにもう鉄道模型の世界とは、別の世界に逝ってましたよ・・・。

そうです、小泉・ワールドが完成してました。
うるさい決めごとや正確な縮小にこだわらずに、いかに小さく・・・
簡素化の中のリアリティは小泉氏ならではのもの。
直径20センチ足らずのエンドレスをモーターで走るNゲージのデフォルメ車両はとても可愛いものでした。

無理を言ってお願いしてきたものがあります。
ミラノのドゥオーモを回るトラム「路面電車ZAGATO製」を作ってねと・・・。
車両は私が担当します。


大きさがわかりますか?

これですよん

ZAGATOデザインのトラム

25日
今日はキャストの日、気温が高いので液温に気おつけて「速く硬化してしまう」
氷で冷やして、窓と換気扇、扇風機は全開・・。


PPテープを巻きます

一回目のキャスト完了

シリコンから外した状態

31台もキャストしてしまいました気がついたら26日、あっ寝なきゃ・・・・・。

どこにいようと、すべてのものに平等に同じ時が流れている。
その事実は、考えてみると、限りなく深遠なことのような気がしてくる。


26日

プジョーのマリン・バイクとシオマネキを作りました。

楽しみ方はいろいろと・・・・・
1/43スケールという概念の中での「クルマ」を自分のフィルターを透して形にしている。
たまにはクルマから離れて、それに付随するモノを作ろう・・・
新しい発見がたくさんあります。
もっと、もっと自由な発想を持って楽しみたい。


27日
下地処理をして・・・・


バリを取りプラサフの準備

細かいパーツはこのように固定します

プジョーの「チューリップ」
おしゃれなPHOT

納豆カレーをいただきました

まだまだ続く

あーっ、疲れた

28日


未明までバリ取りは続くのであった。

やっとこさ、終わりました。

液晶モニターの壁紙まで
プジョーの病に冒されている

バリ取りがおわつた全パーツ

風呂場に移動して洗浄

あわあわ

水切り状態

乾燥器に移動 乾けー

大きい気泡はこのときにパテ埋め

全てのパーツにサフェーサー

を吹きますがこの量

半端じゃありません。

フラット・黒もご一緒に

黒組

色組

銀組

車種別に分類

整理整頓

29日
本日からは、車種別に製作していきます。
ジェネシスとシビーロから



オムエッグカレーを懲りずに・・・

30日


31日
今月はいろいろなところへ出かけ、たくさんのモデルを作りました。
ジェネシスとシビーロが完成しました。

あっという間の夏が通り過ぎました、夜に仕事をしていると窓の外からは虫の音が心地よいです。
火星もなんだか近いみたいで、南天に赤く輝いています。