607 PESCAROLO
2002年のパリサロンにて発表したハイパフォーマンス・サルーン。
"ぺスカローロ"という名はプジョーモータースポーツチームの名前であるとともに、往年の名ドライバーの名前でもある。
強い高級感と同時に、ハイパフォーマンスサルーンとしてのある種の不気味ささえ漂わせるボディカラー。
コンビネーションとなるインテリアも、高品質&スポーティに仕上げられ、
実際に発揮される圧倒的な運動性能は400ph+FF駆動という史上最強のFWD車でもある。。
さりげなくスポーティ
常に優雅でスタイリッシュな607が、今度はスポーティを主張!
エンドパネル下の整流効果を高め、4つのフェンダーを25ミリずつ大きくし
、エグゾーストシステムを2カ所に設置したことで、さらにダイナミックになりました。
走れば、19インチアルミホイールと一体化したこのコンセプトカーのボンネットの下に、
ルマンでCourage C-60 Pescaroloに栄光をもたらした、あのV6エンジンが搭載されていることを体感できるはずです。
市販車である607のV6エンジン譲りのこのエンジンは、400bhp以上のパワーを実現しています。
ノレブのミニカー『PEUGEOT 607』
このモデルカーを元に外装パーツを追加加工して制作します
F&Rバンパー、25mm広いフェンダー、19インチホイールetc
分解作業
プリントアウトした資料とにらめっこ |
2002年に発表された、当時のカタログ |
シート部とリヤのヘッドレストを取り除く |
そのまま使用する内装パーツ |
穴を埋めるため、フロアー制作 |
テープで型紙 |
埋めました |
レカロシートを作ります |
汎用パーツから使えそうなエッチング・パターン |
2枚をずらしてこのように |
荒削り |
下地が完成 |
仮組つけ |
タイヤは19インチになりました |
ホイールも大径19インチ |
シートは2座必要なので |
複製しました |
サイドミラーも樹脂化 |
タイヤは4個分 |
アルミ引き物にはめます |
ホイールのインナーを |
作ります |
丸型グラフを使用 |
こんな感じに |
シリコンで型を作ります |
これを加工します |
浅くペーパーをかけましょう |
センターを丸く削り |
フィン部をオフセットして削ります |
浅くした部分を切り取ります |
ホイールに入れて確認 |
センターキャップを取り付け |
グロスブラックをテカテカに重要 |
半乾きの状態でメッキ調塗装 |
アルミは酸化防止にクリヤー塗装 |
樹脂のタイヤは割れないぞ |
メッキを引き立てる為に黒 |
インナーパーツを付け出来上がり |
それっぽくなりましたね |
レッドレザーを表現 |
コックピット |
サイドパネルとシート |
フロアとリヤシート |
組み立てインテリアも完成 |
ボディの加工を残すのみ
ダイキャストのボディにエポキシパテで造形します
そのままでは、割れやヒケがあるので樹脂ボディに変更します
ホイールのクリアランスはとても大切 |
トレースして |
簡単なゲージを作ります |
両面テープを四つ折にします |
フェンダーに沿って張り合わせます |
今回は1mm弱出しましょう |
エポキシパテで盛り付け |
削りながら仕上げるので多めに |
ブリスター風に |
型紙を取ります |
完全硬化してからペーパー修正 |
左右のバランスを |
片方を決めたら反対側はそれに合わせよう |
色の違いで膨らみ加減を把握 |
硬化後に修正するので |
アバウトに盛り付けよう |
基準面を決めます |
上の面からあわせていきます |
荒削り |
ペーパーをかけ確認・修正 |
インテークを下書き |
リヤバンパーも同じ方法で |
上からバランスを見て造形 |
ハイ出来上がり |
ノーマル高の車軸を落とします |
こんな感じかな |
作っておいたプレートで左右確認 |
ハイ・ボディのアウトラインの完成 |
粘土埋めの時間です |
シリコン浸け |
裏表2面とりました |
取り出します |
テストショット・・・OK |
リヤのライセンスプレートの位置決め |
筋堀りを軽く |
グリルの再考 |
グリルの掘り込みの際はテープでカバー |
現代のプジョー顔 |
リヤのアクセントアンダーカバー |
エポキシパテで一段高く |
ニューム管を整形 |
修正して硬化待ち |
インテリアをつけ窓の裏をチェック |
いい感じの顔つき(極悪顔) |
FFの400馬力のボディ完成 |
このあと塗装と窓の制作です
薄く塗装して気泡やヒケをチェック |
窓の型を作ります |
全ての部品です |
付属レンズを取り付けバキュームします |
リヤも同じ方法 |
メッシュグリルを取り付け |
3コートのパール塗装の調色 |
ベースコートは赤紫 |
いかにも悪者の色合い |
テールライトを赤い塩ビで・・ |
テスト・ショット |
テスト用窓をゲージに最終調整した型 |
これを使用します |
マスキング |
ライトボディはメッキシルバー |
ウィンドウモールはメッキ調 |
アンダーガードはフラットシルバー |
ブラックアウトのマスキング |
Bピラー |
テールライトのハウジングには |
チープなメタルックは使いません |
ポリエステルテープで ピカピカになります |
天井を削り |
オフホワイトを塗ります |
バキュームしたレンズを切り出し |
フロントも同じ要領で |
最後にルーフアンテナを作ります |
こんな感じですね |
デカール制作 |
各場所に貼り付けます |
ハイ、出来上がり |